野球の大学日本代表選考合宿は２２日、神奈川県平塚市内で紅白戦を行い、３日間の日程を終了。ハーレム・ベースボールウィーク（７月１１日開幕・オランダ）に出場する２４選手が発表された。最速１５４キロ右腕の田中正義投手（創価大・２年）、今秋ドラフト１位候補の山崎康晃投手（亜大・４年）らがメンバーに選ばれた。

　４強入りした今月の大学選手権で大ブレークした田中正が、代表の座をつかんだ。２１日の紅白戦では２回３失点も、１５０キロ超の剛速球でアピール。選外となった今秋ドラフトの目玉・有原（早大）を押しのけ、先発候補に名乗りを上げた。外国チームとの対戦に「直球しかないので、それでいきたい」と気合十分。善波監督は「今、上がってきている田中を選択した」と説明した。