巨人爆勝!3年連続セ40勝一番乗り
「ヤクルト0‐9巨人」(28日、秋田)
交流戦Vチームの勢いは健在だった。巨人が強さを見せつけて大勝。3年連続で40勝リーグ一番乗りとなった。
打線が11安打9得点と爆発。記念のアーチも飛び出した。三回に長野が、5月3日以来の右越え5号2ラン。巨人としては、秋田県内での公式戦6試合目で初アーチだった。秋田のG党も喜ばせた。
メモリアルな一発にも、長野は「あっ、そうなんですか」と照れ笑い。それでも「秋田のジャイアンツファンの声援が後押しをしてくれました」と感謝した。
交流戦中、打撃不振で9番に座ったこともあったが、この夜は6番に上がり、4打点。原監督は「相手にとって嫌な6番バッターだと思います」とたたえた。枢軸の1人が完全復活の兆しを見せたのは、チームにとっても大きい。
リーグ戦再開の初戦を幸先良く飾り、着々と首位固め。指揮官は「いいスタートが切れた」と目を細め、確かな手応えをつかんだ様子だった。