楽天単独最下位に…ザック不在響いた
「日本ハム2‐1楽天」(28日、札幌ド)
救世主の穴は大きかった。新外国人のザック・ラッツを腹痛で欠いた楽天が、最終回の粘りも及ばずに敗戦。今季最多の4連勝はならず、再び単独最下位に転落した。
ラッツ加入後、5番として固定され、3戦3勝と勢いに乗っていたチームだったが、試合直前にアクシデント。対応した芹田トレーナーは「腹痛の訴えがあった。病院に行って、急性胃腸炎と(の診断)いうことです」と説明。ベンチに入らず、宿舎で静養した。
ジョーンズの二塁打で七回無死二塁という好機をつくったが、走者を進めることなく無得点。守備の名手、藤田のまさかの2失策も響いて黒星を喫した。芹田トレーナーは「あしたは大丈夫では」と、29日の試合出場を示唆したが、その存在の大きさが浮き彫りになった。