原監督泰然自若 「ゲーム差より貯金の数」

 広島との首位攻防戦を前に、巨人・原辰徳監督(55)は余裕の笑みを浮かべた。貯金「12」でゲーム差は2・5。3連敗なら首位陥落となるが「貯金の数は意識しておく必要がある。ゲーム差よりもね」と、泰然自若の構えを見せた。

 交流戦直前の対決では1勝2敗と負け越し。3戦目は10失点の大敗を喫したが「削除だよ、削除。もう忘れちゃったよ!何カ月前だよ」とニヤリ。口調は終始軽やかだった。

 打線の上昇気配が余裕の理由だ。リーグ戦再開初戦のヤクルト戦は、11安打9得点の大勝。「長野はポイントゲッターだからね。阿部も含めてみんな徐々に上がってきているよね」と頼もしげにフリー打撃を見つめた。

 球宴まで残り14試合。「貯金20が目安か」と問われ「目安なんてないだろ」ときっぱり。「多いに越したことはないが、そういう計算は(したことが)ないんだよな」と続けた。これまでと同様、一戦必勝の思いを胸に、眼下の敵をたたく。

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