中畑監督明言「第6の男」は三浦か柿田
DeNAの中畑清監督(60)は6月30日、先発6番目の椅子を三浦大輔投手(40)とドラフト1位の柿田裕太投手(21)=日本生命=から選ぶ方針を明らかにした。「大輔は6番目。柿田と争いになる」と2軍での結果、内容を踏まえて決断する。
先発投手に勝ち星がついたのは、井納、久保、モスコーソ、山口の4人だけ。5月は勝ち越し、6月は9勝9敗で終えるなどチーム状況は悪くないが、借金は10もある。「連勝しないと借金は返せない。5番手、6番手の投手が大事になる」と6連戦に備えた先発6人の確立を浮上の絶対条件に挙げた。
“5番手候補”だった国吉は6月29日のKOで2軍に降格、代わって加賀美が昇格する。そして6番目。「先発を6人そろえることが急務」という指揮官の思いに応えるのは、大ベテランかルーキーか。