ソフトバンク松田、骨折で全治6週間
ソフトバンクの松田宣浩内野手(31)が3日、右手人さし指末節骨骨折のため出場選手登録を抹消された。球団の発表によると、全治6週間と診断された。
松田は2日のロッテ戦(ヤフオク)の試合前、ノックの際に右手人さし指に打球を受けたという。試合にはそのまま出場。同点打を含む2安打2打点と活躍する一方、送球時に痛みがあったため、3日の試合前に検査を受け、骨折が判明した。
松田は「打つ方は問題なかったが、送球がきつい」と無念そうに語った。ファン投票で選出されたオールスター戦(18、19日)の出場については明言を避けたが、辞退する見通しだ。
松田は2009年以降、4度も手を骨折して離脱している。秋山監督は「今年はないと思っていたんだけどね」と落胆を隠せない。松田自身も「自分のけがでチームに迷惑をかける。一日でも早く治さないと」と責任を痛感している。
松田は2日時点でチームトップの13本塁打、46打点を記録。首脳陣は今後、三塁で吉村と明石を併用する方針だが、チームを盛り上げてきた選手会長の離脱は今後の戦いに大きく影響を与える。