ソフトBサヨナラ3連勝!鶴岡が決めた
「ソフトバンク3‐2楽天」(4日、ヤフオク)
移籍1年目でリーグ戦が半分を過ぎた73試合目だった。ソフトバンク・鶴岡が歓喜の輪の中心となった。同点の九回1死一、二塁で速球を右越えに打ち返し、打球は前進守備の外野を越えた。今季初のサヨナラ打でチームを3連勝に導き「微妙な打球だったので抜けてくれと思った。良かった」と笑顔を見せた。
先発した細川が右太ももを痛めたため、四回からマスクをかぶった。6月12日を最後に先発出場はなく、打席に立つのも22日以来。「試合に出ていないので、いいのか悪いのか分からなかった」と打撃に不安はあった。
だが六回の1打席目で150キロ超の球にファウルで食らいつき、感覚を取り戻す。最後の場面は「(打たなくても)後ろで中村晃が何とかしてくれると。ゲッツーだけは打たないように」と楽な気持ちで結果につなげた。