楽天単独最下位もデーブ「ナイスゲーム」

 「ソフトバンク3‐2楽天」(4日、ヤフオク)

 先制、中押しといい展開は見せたが、今季初のサヨナラ負けで、楽天は再び単独最下位に転落した。九回1死一、二塁。中継ぎの柱・福山が鶴岡に右越え二塁打を浴びて終わった。

 初回、先頭の松井稼が右翼線に安打。激走の末に三塁打とした。2死三塁で主砲のジョーンズが左翼線に適時二塁打。大久保監督代行は「稼頭央もそうだし、全員がいい攻撃をしている」と野手陣の奮闘を褒めた。

 先発の青山も5回無失点と試合をつくり、3番手の松井裕も1回1/3を無失点。それぞれが仕事を果たした末の敗戦に、指揮官は明るかった。「今日なかったのは勝ち運。親分(星野監督)にあった運が、オレにはなかったということ。ナイスゲーム!」。元気のいい声が、通路に響いた。

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