T岡田&ペーニャ弾!オリャ~再奪首
「ソフトバンク5-7オリックス」(8日、ヤフオク)
ゲーム差なしで迎えた首位攻防3連戦。たった1試合でその座を奪還してみせた。オリックス・森脇監督は「福岡で(ソフトバンクに)勝ったというより、9連戦を勝利でスタートできたのは大きい。全員が一生懸命アウトを取り、ホームを踏んだ結果」とたたえた。
先発・西が二回に5連打で4点を失うなど5回1/3を7安打5失点。しかし最近2試合で1点ずつしか奪えず連敗していた打線が、この日は奮起した。
二回、先頭のT‐岡田が口火を切る13号ソロ。さらに2死満塁から安達、ヘルマンが連続2点適時打を放ち、一挙に5点を奪った。
1点差に詰め寄られた三回には、1死からぺーニャがリーグトップを独走する19号ソロ。古巣・ソフトバンク戦での初打点が、首位返り咲きへの貴重な一発となった。「ホークス時代からのファンが応援してくれる前で打てたのはうれしいが、相手がどこかは関係ない。いかに打点でチームに貢献できるかどうかだ」と、謙虚な姿勢を崩さない。
ペーニャが本塁打を打てば14連勝と一発神話も継続。「福岡は日本での1年目、2年目を過ごした土地。でも今はこのチーム(オリックス)が喜ぶ戦いをしたいね」。そう語る助っ人のひと振りが、この日も大きな1勝につながった。