原G沖縄初陣は完敗…主軸に一本出ず
「DeNA3‐0巨人」(9日、沖セル)
巨人が記念すべき試合で完敗だ。ビジターではあるが、球団史上初の沖縄での公式戦。今年も春季キャンプを行った沖縄セルラーでの試合でもあった。だが横浜時代の2011年以来3年ぶり、中畑DeNAに限れば初めて完封負けを喫した。
好機はつくったが、本塁が遠かった。八回2死二塁では、4番の村田がボテボテの二ゴロに倒れた。原監督は「3(番)、4(番)、5(番)、6(番)。そのへんが一本出なかった」と嘆いた。
台風8号の影響で8日のDeNA戦が中止となり同日、チームは全体練習を取りやめた。選手は外出も控えて宿舎内で各自、準備をしたがバットは沖縄セルラーに置いてあった。野手は移動日の7日を合わせて2日間、満足な練習ができなかった。指揮官は「そんなのは関係ないよ」と断言した。
だが結果として台風余波の影響は否定できない。連勝も3でストップ。後味の悪い試合になってしまった。