ペーニャ「燃えた」V弾でオリ再奪首

 「ソフトバンク5-6オリックス」(10日、ヤフオク)

 主砲の一撃が不可解な判定のモヤモヤを吹き飛ばし、オリックスが首位を再び奪回した。同点の六回、無死一、二塁でぺーニャが20号3ラン。左翼中段への特大弾だったが「大きさは関係ない。いい場面で打てたことが何より」と、あくまで謙虚だった。

 1点リードの四回、金子が3連打で1失点。なおも無死満塁で明石の打球をめぐり、オリックス側は一塁ライナーで三重殺を主張したが、ジャッジは一ゴロ。三塁走者がかえり1点を追加された。

 森脇監督はベンチを飛び出し、審判団に猛抗議。「見る位置は違うかもしれないが、確信があった。多くの選手は生活をかけてやっている」と、手に持ったボールを地面にたたきつけながら主張したが認められなかった。しかしその姿はナインの闘志に火をつけた。

 五回に安達の犠飛で同点。六回には糸井、T‐岡田が連打でつないでぺーニャの3ランを呼び込んだ。「監督の抗議で、やらなきゃいけないというものが全員に出た。燃えたというのはあるよ」と、ぺーニャも敏感に雰囲気を感じていた。

 首位攻防戦で2勝1敗。森脇監督は「ソフトバンク戦はもう終わり。あすは移動して西武戦。勝ち越せるように全力を尽くすだけ」と、前だけを見据えた。

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