オリに緊急事態…糸井が熱中症でダウン
「西武6‐5オリックス」(13日、西武ド)
オリックスに緊急事態が発生した。打率リーグトップの4番・糸井が、七回の守備後、体調不良を訴えて途中交代し、埼玉県所沢市内の病院に直行。診断結果は軽度の熱中症。点滴治療を受け、球場には戻らず帰阪した。
球団によると、糸井は体調不良を訴えるまでは、変わった様子はなかったという。しかし体調不良を訴えた時は顔色が悪く、応急処置を施したが改善しなかったため、病院で治療を受けさせた。
この日の所沢市の気温は26度だが、人工芝の西武ドームはグラウンドに熱がこもる。チームは9連戦の真ん中で、前日、前々日の西武戦はともに延長十二回を戦っていた。これらのことが熱中症の要因になったのかもしれない。糸井は前日まで8試合連続安打だったが、この試合は3打数無安打だった。
中軸打者の離脱が影響したのか、試合はサヨナラ負け。この西武3連戦でサヨナラ負けが2度と、疲労感が残る結果になった。