M石川6勝 ふなっしーとお立ち台競演
「ロッテ1‐0ソフトバンク」(14日、QVC)
「感謝!感激!梨汁ブシャー!」。ふなっしーとのお立ち台競演で見せた屈託ない笑顔が、周囲を安心させた。ロッテのドラフト1位・石川(東京ガス)は、右手親指の付け根がつり、7回無失点で降板。一時は周囲をヒヤリとさせたが事なきを得た。
緩急を自在に操り、完封ペースの快投を演じていた右腕が八回、顔をゆがめて降板した。社会人時代にも経験したという、苦手な暑さから来る指のつり。本人は慣れた様子で「大丈夫です」と苦笑いしたが、「(伊東)監督から完投しろと言われていたので、できなくて悔しい」と途中降板には唇をかんだ。
ルーキーながら開幕からローテを守り続けている石川。強力な鷹打線に対し、3試合を投げ計20回2/3を自責0に抑えている。新人6勝は両リーグトップタイ。後半戦へ新人王レースも楽しみになってきた。