G内海46日ぶり復帰登板で背信KO
「巨人1‐12ヤクルト」(14日、東京ド)
46日ぶりの復帰戦で期待を裏切った。左肩の炎症が癒え、5月30日以来となる1軍マウンドに立った巨人・内海だったが、四回途中3失点KO。「しっかり投げ込んでコントロールを良くしないと話にならない」と肩を落とした。
粘れなかった。先制した直後の三回、先頭の山田に同点ソロを被弾。続く四回は4安打を集中された。ブランクの影響を問われた左腕は「分かんないです」とポツリ。なすすべなく81球でマウンドを降りた。
エース左腕らしからぬ背信投球。原監督は三回に山田に打たれた本塁打を指弾した。「(味方が)1点を取って、一番マークしている打者に本塁打を打たれて同点にされているようでは」。期待しているからこそ、口調は厳しくなった。
内海の後を継いだ3投手もそろって炎上し、今季ワーストの19安打を浴び12失点。今季最大の11点差をつけられた。首位らしからぬ戦いぶりに指揮官の表情はさえなかった。