原監督 父の言葉「常に挑戦」胸に戦う
巨人・原辰徳監督(55)の父で、5月29日に78歳で死去した原貢氏(東海大学野球部名誉総監督)のお別れの会が14日、東京都内のホテルで営まれた。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(78)、阿部慎之助捕手(35)らが参列し約1200人が故人をしのんだ。
原監督は「父は派手なことは好む人ではありませんでした。きっと旅立った先から少し照れながら深く、深く感謝していると思います」と謝辞を述べた。
神奈川・東海大相模、東海大では監督と選手の関係でもあり、師匠であり最大の理解者だった。「私のファンでもありました。そして私も父のファンでした」。貢氏がよく言っていた「辰徳。人生は挑戦だ。ボロは着てても心は錦。勝負に、人生に、堂々と立ち向かっていきたいものだ」との言葉を口にし懐かしんだ。
「『常に挑戦だ!』。その気持ちでこれからも戦ってまいります」。最愛の父の教えを胸に刻み、悲願の日本一奪回を目指す。