大谷、球宴疲れ考慮でオリ戦先発回避
日本ハムの大谷翔平投手(20)の後半戦の初先発が26日・楽天戦(コボスタ)となることが20日、濃厚となった。5月下旬から水曜日に先発してきた二刀流が後半戦は“サタデー翔平”になる。
19日の球宴第2戦で日本最速タイ162キロをマークする衝撃の投球を見せた。その疲労度を栗山監督は心配した。「めいっぱいいってた。もちろん疲れてると思う」と話した。23球とはいえ、そのうち12球が160キロを超えた。1イニング限定だったため、後半戦ダッシュへ21日からのオリックス3連戦での先発も検討されていたが、球宴での疲労を考慮し回避が決定した。
厚沢投手コーチは「間隔は崩さない」と言い、楽天戦後は8月2、9日のソフトバンク戦に先発させるプランを立てている。
この日の全体練習を免除した栗山監督。オリックス3連戦の野手出場についても「ここ何試合かは休ませるかも」と慎重な姿勢。疲労回復を優先させる。