ヤクルト小川7回0封3カ月ぶり復活星
「ヤクルト3‐2広島」(21日、神宮)
ヤクルトが“ライアン”の完全復活で後半戦白星発進。連敗を2で止めた。4月の右手骨折以来2度目の登板となった小川が7回6安打無失点、毎回の9奪三振の好投で4月11日以来の白星を挙げた。
一回と四回以外は得点圏に走者を置きながら要所をピシャリ。三回に2死満塁でエルドレッドを迎えた大ピンチでは、臆さず内角高めの直球で空振り三振に打ち取った。
12日の復帰登板は5回5失点で敗戦投手となったが、「ストライク先行で気持ちを優位にできた。意志のある球を投げられた」という一球入魂でリベンジ。「1つでも多く白星を挙げて借金を返して、クライマックスシリーズへ行けるように頑張りたい」と、巻き返しを誓った。