かずさマジック元野手が7回0封の快投

 「都市対抗野球・2回戦、新日鉄住金かずさマジック4‐1永和商事ウイング」(21日、東京ド)

 2回戦が行われ、昨年の日本選手権を制した新日鉄住金かずさマジック(君津市)と日本新薬(京都市)ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)が3回戦に勝ち進んだ。

 新日鉄住金かずさマジックは初出場の永和商事ウイング(四日市市)を4‐1で退けた。日本新薬は新日鉄住金東海REX(東海市)に4‐3で逆転勝ちした。ホンダ鈴鹿は沖縄電力(浦添市)に3‐2で競り勝った。

 優勝候補の新日鉄住金かずさマジックは、エースとして期待される加藤が7回無失点。二回に先制してつかんだ主導権を渡さず「持ち味の真っすぐで勝負できた」と胸を張った。

 立ち上がりから速球で押した。唯一のピンチは初安打を許した四回。2死一、三塁とされたが、ここも力勝負でねじ伏せた。追い込んでから外角高めへの速球で空振り三振に仕留め「1点は覚悟したけど、狙い通りに振らせた」とうなずいた。

 4年目の左腕は異例の経歴をたどってきた。千葉・拓大紅陵高では投手だったが、社会人には内野手として入った。2年目の都市対抗予選で敗退後、投手に転向。「投げる試合は負けられない」との覚悟を背負ってマウンドに立っている。

 優勝した昨年の日本選手権で最高殊勲選手に輝いた抑えの岡本がソフトバンク入り。「岡本が抜けて弱いと言われたくなかった。都市対抗も、これからある全部の大会も優勝したい」と力強く宣言した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス