投打かみ合わず苦G~“投壊”逆転負け
「中日7‐5巨人」(26日、ナゴド)
どうにもかみ合わない。巨人が救援陣の乱れで逆転負けを喫した。前夜、無得点に終わった打線は13安打を放つ意地を見せたが、原監督は「投打のバランスというのがね、ちょっとかみ合っていない」と、もどかしそうに振り返った。
4‐3の六回2死三塁から登板した4番手の西村が炎上。押し出しを含む3連続四球で同点とされ、満塁から森野に走者一掃の二塁打を浴びた。1死も取れずに降板した昨年の守護神は、無言でバスに乗り込んだ。
投手陣は今季チーム最多の8四球。指揮官は「勝負してるんだろうけど、結果的にファンの人たちにそう見えないような場合は、反省すべき」と苦言を呈した。後半戦は1勝4敗。苦境の今こそ闘争心が求められる。