ソフトバンク3連勝で首位!中田勝った
「ソフトバンク3‐1オリックス」(26日、ヤフオク)
赤一色に染まったスタンドの熱気に、ソフトバンク・中田の闘争本能はかき立てられていた。「絶対に負けられない」。オリックスとの首位攻防第2戦。強い気持ちで首位奪回の白星をつかみ取った。
初回は安打と死球でピンチを招いたが、リーグ打率トップの糸井を内角直球で見逃し三振。「球宴休み期間中に直球中心に投げ込んで、球の力強さを感じていた」。続くT‐岡田も直球で二ゴロに打ち取り、試合の主導権は渡さなかった。
6イニングで4度も先頭打者を出し、球数も102球を数えた。それでも、直球主体の投球で1失点にまとめた。「先発としてチームに勝ちを持ってくるのが仕事」。最低限の仕事で6月14日のDeNA戦以来、42日ぶりの白星を手にした。
27日は難病を乗り越えた大隣が422日ぶりに1軍で先発。本拠地での同一カード3連勝を狙う。11日ぶりに首位を奪回した秋山監督も「昨日、きょう(の勝ち)を生かすも明日。大隣はやってきたことを出せばいい」と期待を寄せた。