オリックス連敗陥落…4安打わずか1点
「ソフトバンク3‐1オリックス」(26日、ヤフオク)
オリックスが直接対決で2位・ソフトバンクに連敗し、16日から守り続けた首位を明け渡した。森脇監督は「どちらに転んでもおかしくない試合だったが、2試合負けたのは事実」と静かに受け止めた。
4安打でわずか1点。これまで1番を務めてきた平野恵が出場登録を抹消されている中、この日は打順を組み替え、バトラーを来日初の3番に据えた。3打数1安打1死球も、得点には結びつかなかった。
森脇監督は「右投手への対応がいい。昨日も摂津から(つなぎの)四球を選んだしね。(4番の糸井)嘉男の前というのもある」とバトラーの抜てきについて説明。「本来、この時期には確固たる形ができるのだろうが、うちは理想を試して当てはめていく状態」と試行錯誤で戦っていくしかない。
四回1死三塁からチーム唯一の適時打を放ったぺーニャは「負けたからダメ。ノーカウントだ。明日は頑張るよ」と言葉少なに球場を後にした。
今月に入って4度目の首位陥落。2強のデッドヒートはそれだけ激しさを極める。「バネにするとかの精神論だけでなく、勝つための準備をしていかないと」と森脇監督。このまま引き下がるわけにはいかない。