ロッテ伊東監督が暴言退場…技術磨いて
「西武5‐3ロッテ」(26日、西武ド)
ベンチの“主”を失った動揺は否めなかったのか、勝利にたどり着くことはできなかった。ロッテの伊東監督が六回、判定をめぐり、西武時代の06年以来、自身2度目となる退場処分を受けた。
逆転を許し、なおも1死三塁。秋山の打席で、涌井がカウント1ボール2ストライクから、フォークで空振り三振を奪ったかに見えたが、判定はファウル。これを不服とした捕手・川本が、原球審に猛抗議した。指揮官も詰め寄ったが、その中で暴言と侮辱行為があったとして、退場の宣告を受けた。
伊東監督は試合後、「大事な試合で、途中でいなくなったことはチームに申し訳ない」と努めて冷静に話した。だが、この日のストライク、ボールの微妙な判定が伏線になっており、「もっと技術を磨いてほしい」と審判に注文も付け、球場を後にした。