DeNA44年ぶりヤクルト戦9連勝
「ヤクルト1‐10DeNA」(27日、神宮)
エース三浦の8回148球の熱投に、打線も17安打10得点。投打がかみ合ったDeNAが、対ヤクルトで70年以来44年ぶりの9連勝を飾った。中畑監督は「すごいね。44年ぶり?オレ、生まれていないんじゃないの?」とおどけた。
「大輔の頑張りが一番。安定した内容だった」と絶賛したのが三浦。酷暑の中、志願の続投で8回1失点。「本人は最後もいきたいと言っていたけどね」と完投志願していたことも明かした。
大粒の汗をぬぐいながら、三浦は言う。「点差が点差なんで、意地を張らせてもらった。リリーフに負担がかかっている。いけるときにいかないと」。チーム事情を考慮しての続投志願はエースの役割。「粘り強く、我慢強く、踏ん張って投げた」と振り返った。
打線は5回までに11安打5点を奪って小川をKO。1番抜てきの荒波が2ラン。ブランコも一発を放ち、バルディリスも復調を印象づける猛打賞。中畑監督は「この3連勝は大きい。浮上のきっかけになるかもしれない」と手応えを口にした。