ヤ畠山復帰!好相性阪神戦で起爆剤に
帰って来た頼れる男が虎を撃つ。6月8日に左大腿二頭筋肉離れを起こして戦列を離れていたヤクルトの畠山和洋内野手(31)が29日の阪神戦(甲子園)で復帰する。
5連敗中で借金19とチーム状態はどん底。5連敗中はリーグトップの打率・281、410得点を誇る強力打線に好機であと1本が出ず、10得点にとどまり、延長負けが2試合、1点差負けが1試合と競り負けが目立った。そこに、離脱前までチームトップの打点数を挙げていた畠山が復帰することで、“あと1本”の期待が高まる。
28日、先発起用を明言した小川監督は「期待はするが、すぐにはね」と病み上がりを考慮。畠山自身は「万全ではないけど、こういう状況だし、出るからには力にならないと意味がない。その場その場で全力を尽くしたい」と奮闘を誓った。
今季の阪神戦は34打数13安打で・382の高打率を残すなど相性がいい。得点源が湿った強力打線の起爆剤になる。