ヤ・畠山 復帰即V打で連敗脱出
「阪神0‐4ヤクルト」(29日、甲子園)
帰って来た頼れる男の一打でヤクルトが連敗を5で止めた。
左大腿二頭筋肉離れで離脱していた畠山が6月8日以来の復帰で2安打の活躍。「まだ不安がある」という状態ながら、二回無死一、三塁で迎えた初打席で、いきなり決勝の先制適時打を放つ勝負強さを発揮した。
離脱前までチームトップの打点を挙げていた男は「自分は節目で好機が回ってくる。予測はしていた。併殺でも1点の場面だったので、三振をしないようにした」と平然。九回にも追加点の好機を広げる中前打を放った。
借金18で最下位に沈むチームの巻き返しへ、「これからが大事。今日は状態がよくて打てたんじゃなくて、食らいついて打った。残り試合で力になれるようにしたい」と前を向いた。