西濃運輸が初優勝!佐伯完封

 「都市対抗決勝、西濃運輸2‐0富士重工」(29日、東京ド)

 決勝が行われ、西濃運輸が富士重工に勝ち、3年ぶり33度目の出場で初優勝を果たした。昨年の日本選手権準優勝で2年ぶり25度目出場の富士重工は初優勝を逃した。

 西濃運輸は二回に谷が先制打。六回にも1点を加え、佐伯が3安打無四球で完封した。2勝を挙げた佐伯が初の橋戸賞(最優秀選手賞)に輝き、首位打者は新人の伊藤(西濃運輸)が打率・550で獲得した。

 天皇、皇后両陛下が試合を観戦された。

 初の頂点に、西濃運輸の林監督は「一試合一試合、成長した選手に敬服している」と感激の面持ちだった。橋戸賞を獲得した佐伯は5月の2次予選準決勝で左膝の半月板を損傷し、1カ月近く投球できずにいた。この日は散発3安打、二塁も踏ませない投球で健在ぶりを示し「うれしいですね」と短い言葉に実感を込めた。

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