オリ投神話 7回までリードで50連勝

 「オリックス8‐1西武」(30日、ほっと)

 今季の好調さは、しっかり数字に表れていた。オリックスが七回終了時にリードしている試合は、これで開幕から50連勝となった。

 最終的には打線が爆発して大勝となったが、光ったのは比嘉の好救援だ。好投を続けていた先発・吉田一が、1‐0の六回に1死一、二塁のピンチをつくって降板。その後を受けると、メヒア、浅村を外野フライに仕留めた。森脇監督は「いつもしんどい場面だけど、素晴らしい仕事をしてくれる。大いにスポットライトが当たる活躍」と絶賛した。

 この日は出番がなかったが、僅差の展開では28ホールドポイントの佐藤達、30セーブの平野佳も控える。「ペース配分とかしなくていい。1イニング勝負でいける」と吉田一。先発陣は、安心して自分の投球に全力を注ぐことができる。

 指揮官は「格が上の力士は、必ず(勝てる)という形を持っている」とうなずいた。リリーフ陣が盤石である限り、森脇オリックスが失速することはない。

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