飯原逆転2ラン!燕打線爆発10点
「ヤクルト10-6中日」(1日、神宮)
ヤクルトは3本塁打を含む先発全員の15安打10得点と打線が爆発して、7月8日以来の連勝。神宮での連敗も5で止めた。火を付けたのは、飯原の一発だった。
1‐2で迎えた四回1死一塁。大野の内角直球を左翼席中段に運んだ。逆転の2号2ランを放った。
4月20日以来の本塁打に「自分でも驚くぐらい、腕をたたんでうまく打てた。もう一回打てと言われてもできない。朝のスギさん(杉村打撃コーチ)とのティーを信じてやってきた成果」と満足感。六回には6得点につなげる右前打を放った。
6回2/3を5失点で降板した先発の石川を強力に援護して白星もプレゼント。チームは7月は6勝16敗と大きく負け越したが、8月は白星発進。飯原は「まだまだ借金が多いので、連勝していかないと上と戦えない。早く借金を返して9月に勝負できるようにしたい」と、奮起を誓った。