不祥事の菊川南陵高野連が処分上申へ
日本高野連は5日、大阪市内で定例の審議小委員会を開き、1年生部員の喫煙人数を過少報告し、後日上級生が喫煙した部員に暴力を振るった報告を怠ったとして、菊川南陵(静岡)に対外試合禁止、指導者3人に対する謹慎が相当として、日本学生野球協会審査室に上申することを決めた。
日本高野連によると、報告書では部員1人、一般生徒4人が喫煙としたが、4人とも部活動に参加していた。3年生と2年生部員1人ずつによる喫煙者への暴力は、7月末に日本高野連への投書で発覚した。西岡宏堂審議委員長は「喫煙を報告する時点で暴力があったことも分かっていた。フェアプレーに反する」と話した。
菊川南陵は発覚後、静岡大会4回戦の出場を辞退した。