オリ吉田一5勝!森脇監督の誕生祝い
「日本ハム2-5オリックス」(6日、帯広)
指揮官の54歳の誕生日を、孝行息子たちが白星で祝った。
好投で花を添えたのはオリックスのドラ1・吉田一だ。六回に代打・北にソロ本塁打を浴びたが、5回1/3を4安打2失点で5勝目。「ブルペンであまりよくなくて、慎重に試合に入った。回を追うごとによくなった」と振り返った。
二回から四回は3イニング連続で三者凡退。「でも六回、点を取ってもらった直後の代打本塁打は一番いけない」と反省も忘れなかった。
森脇監督は「いいゲームができた。日本ハムも(吉田一への)対策を練ってきたと思うが、それを上回る投球をしてくれた。ナイスピッチ」と満面の笑みでたたえた。
春季キャンプ直前に監督自ら主将に指名した坂口も、先制打を含む2安打2打点。「集中していった。何が何でも勝つという強い気持ちが、チームにある。帯広で2連勝したのは大きい」と気迫をみせた。
日本ハム戦は5連勝。首位・ソフトバンクとの差を広げられないよう、懸命に食い下がる。森脇監督は「オリックスの選手と縁をもらい、一緒に野球をしていることに感謝している」とかみ締めた。長期ロードで連勝スタート。猛牛の8月は熱い。