ヤクルト10戦連続2ケタ安打も敗戦…
「DeNA5‐4ヤクルト」(9日、横浜)
夏バテ知らずのツバメ打線が、7月30日から続いている連続2桁安打をプロ野球記録2位タイとなる10試合に伸ばした。あと1点が届かず連勝は3で止まったが、これが『最強の最下位チーム』のなせるわざか。それでも小川監督は「ゲームに勝たないことにはね。あと1本、外野フライも打てなかった。こうなると(記録の)価値も半減してしまう」と厳しい表情だった。
七回は2死満塁で畠山が三振。九回も1死満塁と逆転の好機をつかんだが、雄平が遊ゴロ併殺打に倒れた。プロ野球記録の5試合連続猛打賞がかかっていた川端は先制9号ソロを放つなど2安打だったが、九回無死一、二塁で空振り三振。「最後で打ちたかった」と浮かない顔だった。