中日・又吉粘って8勝目 新人王照準
「中日5-4DeNA」(13日、ナゴド)
七回途中から4番手で登板した中日・又吉が8勝目。登板した直後に味方から勝ち越し打が飛び出した。
「粘って粘って、福谷に回せたらと思っていた。野手の方々が1点を取ってくださった。これも野手のおかげ」。11日の移動日を挟むものの、これで4試合連続登板。八回も続投し、1回1/3を無安打無失点に抑えた。これでチーム勝ち頭の山井に並び、連続無失点を12試合に伸ばした。
孝行息子は七回のピンチにマウンドに立った。3番手で登板した岡田が同点打を許した直後だ。2死二塁で救援し、相手は主砲ブランコ。カウント1‐1からの3球目。大胆にもど真ん中に146キロの快速球を投じ、右飛に仕留めた。
福谷とともにヒーローインタビューのお立ち台に立ち、「厳しい場面で投げさせてもらっているので、先発投手に勝ちをつけられるよう、福谷とともにしっかりと抑えたい」と声を弾ませた。
新人王もハッキリ視界に入ってきた。持ち前の勝ち運の強さがドラゴンズを救う。