オリ4連勝!八回猛攻首位決戦へ弾み
「西武4-9オリックス」(14日、西武ド)
今季100試合目は猛牛の底力を証明する戦いだった。オリックスは同点の八回、1死満塁でヘルマンが7月16日以来の打点となる左前適時打。続く坂口、川端も連続適時打。さらに2死一、三塁から安達も左翼線適時二塁打を放つなど11人の猛攻で6点を奪い、1分けを挟んで4連勝だ。
ヘルマンは「みんながつないでくれたチャンス。走者をかえすことだけだった」と必死で食らいついた結果だ。ビハインドからの粘り勝ち。2点を追う四回、ぺーニャが26号ソロでチーム16イニングぶりに得点し、さらに1点ずつを返して西武に追いすがった。
前日は延長十二回引き分け。森脇監督は「引き分けた後の試合を勝てるかどうかは大きい。そういう意味で、いい試合だった」と振り返った。
8月5日の帯広から始まった長期ロードを4勝1分けで終え、15日は京セラドームに戻ってソフトバンクとの首位攻防戦。「うちは守るものはない。ここから44試合。しっかり戦いたい」と指揮官は目を血走らせた。