西武ドラ1森プロ初弾「早すぎますね」
「西武4-9オリックス」(14日、西武ド)
西武ドラフト1位新人の森が、プロ初本塁打を放った。八回1死走者なしから代打で起用され、外角速球をはじき返して逆方向の左翼席に運んだ。パンチ力を見せつけたアーチに「入るとは思わなかった。率直にうれしい」とほほを緩めた。
プロ8打席目で飛び出た一発だった。大阪桐蔭高から入団し、8日に19歳になったばかりの捕手は「ちょっと早すぎますね」と謙虚だったが、田辺監督代行は「たいしたもの。高卒新人であれだけ対応するのは見たことがない」と賛辞を惜しまなかった。
先制しながら七回に2度目の同点に追い付かれ、八回には救援陣が打ち込まれて6失点。試合を決められた後に、ファンの留飲を下ろす一発だった。