金子2年連続10勝!オリ18年ぶり貯金20
「オリックス8‐1ソフトバンク」(15日、京セラ)
金子の2年連続10勝で、オリックスは引き分けを挟み5連勝。首位攻防3連戦の初戦を取った。「上に行くために勝たないといけない相手。そういう意味で気の入り方が違った」と集中力を高め、中12日のマウンドに立った。
初回。金子が「あのプレーがなければこの展開にならなかった」と感謝する好守で試合が始まった。中村の中前へ抜けそうな打球を平野恵の好捕で二ゴロに。今宮の右翼への飛球も駿太が好捕した。
六回に1死三塁から内川の左中間二塁打で1点を失ったが、六回2死から八回1死まで5連続三振。無四球9奪三振に「右打者の内角をうまく攻められた」と振り返った。
24日に国内FA権を取得見込みの右腕を国内7球団に加えレイズ、フィリーズなどメジャー4球団も視察。評価を上げる好投で存在を印象づけた。
1996年以来の貯金20。森脇監督は「追加点を取るまで金子がよく我慢した」と、エースで縮めた3ゲーム差を評価した。