西武森、大ファウルも4戦連発ならず
「西武3-3日本ハム」(17日、西武ド)
3‐3の延長十二回2死走者なし。連夜の5時間超ゲームでもスタンドに残るファンが湧きに湧いた。
「代打・森」のコールに割れんばかりの拍手。そして西武のスーパールーキーは、追い込まれるまでに、右翼ポール方向からそれて一塁側席に飛び込む大きなファウルも放った。フルカウントからも2球続けてファウル。最後は8球目、高めの球を冷静に見送った。
スタンドから、ため息も。高卒新人ではプロ野球史上初となる、4戦連続本塁打は成らなかった。
それでもフルスイングできる度胸、醸し出す雰囲気はとても19歳とは思えない。「気持ちを切らさずに準備した。打ちたかったですね」。大谷との対決も次回以降に持ち越しとなったが、その分、楽しみは続く。