中日は正念場のビジター６連戦。しかも相手は上位の阪神と巨人だ。先発６投手は１８日、ナゴヤドームで２時間にわたり練習し、気合を入れた。１９日からの阪神３連戦は朝倉、浜田、カブレラが先発する。

　虎退治は２０歳の若武者にお任せだ。浜田はここまで阪神に２戦２勝。前回登板（１３日・ＤｅＮＡ戦）では５回２／３で５四球を与えるなど３失点。だが、この１週間できっちり修正した。「前回はちょっと力が入りすぎていた。力まずにきっちり投げたい」と意気込んだ。

　カブレラも元チームメート斬りに闘志を燃やす。阪神の４番ゴメスはドミニカ共和国のウインターリーグ、エスコヒドで一緒に汗を流した仲だ。今季、阪神戦は初登板のため、これが初対決となる。「アイツはオレを打つのが仕事だし、オレはアイツを抑えるのが仕事。マウンドに上がれば、相手がドミニカ人でも日本人でも関係ない。しっかりやるよ」と自信たっぷりだった。