ハム大谷、貴重タイムリー&今季初盗塁
「日本ハム8‐5西武」(23日、札幌ド)
5番として貴重な適時打を放ち、追い上げる西武に流れを渡さなかった。一時は5点リードがありながら、2点差に詰め寄られて迎えた七回。無死一、二塁で日本ハム・大谷が宮田の直球を素直にはじき返した。鋭い打球が中前へ。二走・陽岱鋼が生還した。
「嫌な流れでしたので、しっかりと打っていこうと思いました。自分で決めるつもりでした。センター方向に打ち返せた」。三回には好機を広げる中前打を放っており、複数安打をマークした。
積極的な走塁もみせた。七回の安打の後に今季初盗塁となる二盗成功。昨季は4盗塁をマークしたが「足は売りではないので、1個決められよかった」と冗談っぽく答えた。
投手として10勝到達は4度足踏みしているが、野手としては好調。21日の楽天戦から野手で3試合スタメン出場し、11打数5安打、打率・455。次回は中8日空け26日ソフトバンク戦に先発。「いい方向で(先発に)つなげられる」。気分よく24日からの投手調整ができる。