De主軸が大ブレーキ…CSかすむ連敗
「ヤクルト2‐1DeNA」(24日、坊っちゃん)
CS進出がかすむ、痛い連敗を喫した。DeNAは3番梶谷、4番ブランコが無安打。両アキレス腱に不安を持つ5番多村は状態を悪化させて、二回の二ゴロで全力疾走できず、直後に交代。主軸が機能しないまま敗戦を迎えた。
中畑監督は「今までにないくらい悪すぎる。2枚いっぺんにブレーキになると勢いがつかない。野球選手に波はあるんだけど」と3、4番の不振を敗因に挙げた。多村には出場選手登録抹消を通達。「走塁が無気力のように見えた。見せてはいけない姿。治して、後半戦、大事なところで帰ってきてほしい」と話した。
多村の交代要員として「グリエル?そうなると思う」と明かす。左脇腹痛も回復。25日に合流予定。「流れを一気に変えてくれる存在に、期待する時が来たかな」とキューバの至宝を逆転CS進出の切り札に指名した。