中日・浜田、左肘の靱帯損傷で今季絶望
26日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で左肘を痛めた中日・浜田達郎投手(20)の今季中の復帰が絶望的になった。27日に名古屋市内の病院で診察を受け「左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断された。
痛々しい姿だった。診察を終えて、昼ごろ名古屋市内の寮に戻ってきた浜田の左腕はギプスで固定され、包帯が巻かれていた。
報告を受けた友利投手コーチは「ノースローの期間が長くなると思う。今年は厳しいのでは。ケガ人を焦らせてはいけない」と説明。長期離脱が決定的となり、出場選手登録もこの日、抹消された。
浜田はプロ初の中5日での先発となったDeNA戦で初回2死、3番・グリエルへ2球目を投げた後、左肘の違和感を訴え、わずか11球で緊急降板した。ここまで16試合に登板し、プロ初完封を達成するなど5勝3敗、防御率4・07と奮闘。先発投手の台所事情が苦しい中、浜田の離脱は、チームにとっても大打撃となりそうだ。