仙さん一喝「甘いわ!」12残塁の拙攻
「楽天2-3ソフトバンク」(29日、コボスタ)
楽天・則本が踏ん張って追いついて、結局負けた。試合後の会見では「楽天に流れが来ているように見えたが」という質問に、星野監督は「甘いわ!だったらこの地位にいないよ!」と一喝。無理やり会見を打ち切ってクラブハウスに下がった。
指揮官の怒りは12残塁の拙攻。相手先発の飯田には毎回走者を出し、無得点。最後はファルケンボーグが延長十回2死二塁から李大浩に中前適時打を打たれた。「点を取らんといかんわ」。点を取らなければ勝てないのは当たり前だが、その1点が遠い。
先発の則本は9回2失点の力投。「チャンスをつぶしてつぶしても、よく則本が切れずに九回まで投げたよ」。その姿を見てナインはどう感じるのか。勝たなければ、もはや何を言っても言い訳になる。