ソフトB70勝一番乗り 代打・吉村V打
「ソフトバンク10-3オリックス」(3日、ヤフオク)
ソフトバンクが大一番で“難攻不落”の右腕を打ち崩した。防御率1点台の金子から6得点。打線の奮起で、両リーグ最速で70勝に到達した。
2‐3の六回。秋山監督が「一気に行けたのが良かった。集中力が良かった」とたたえた逆転劇は、2死から始まった。
四回にソロを放って波に乗る李大浩が二塁打で口火を切り、安打と四球で満塁。柳田が押し出し四球を選び同点。続いて代打・吉村が左中間へ2点二塁打を放ち「いい仕事ができた」と納得顔。明石も右前打で続き、相手エースを降板に追いやった。
金子には、前回対戦まで今季1勝3敗と苦杯をなめさせられていた。だが首位攻防戦で難敵を攻略し、ゲーム差を「2・5」に広げた。