ハム大谷ワーストタイ8四球で4敗目
「日本ハム1-3楽天」(3日、札幌ド)
7回をわずか2安打で2失点。直球は最速158キロをマークし、9奪三振。4敗目を喫したが、数字だけを見れば先発の責任は果たした。しかし日本ハム・大谷はぶ然としていた。「特に何もないです。納得のいく部分がなかった」と表情を曇らせた。
初回は三者三振と完璧な立ち上がり。しかし二回以降は制球に苦しみ、毎回四球を出した。自己ワーストタイの8四球。四回は先頭の岡島、続くジョーンズに連続四球で一、二塁。銀次には失投の真ん中直球を右中間へ運ばれ2点を失った。これが痛かった。
前回8月26日ソフトバンク戦でプロ初の10勝をマークしたが、後半戦成績は1勝3敗。ここにきて息切れ気味だ。栗山監督は「ボール自体は悪くなかったけど、ここまできたら内容じゃない」と厳しかった。