オリックス“天王山”で屈し3・5差に
「ソフトバンク2‐0オリックス」(4日、ヤフオク)
絶対に落とせなかった一戦に敗れたオリックス・西の顔は、悔しさで紅潮していた。「投げた球に自信はあったけど打たれてしまったので。大事な試合で先制点を与えてしまって申し訳ない。きょうはそれだけです」。6回2失点の好投は報われなかった。
首位浮上を狙った3連戦。リーグ最多勝コンビの金子、西をマウンドに送るも、2敗1分けに終わった。森脇監督は「もちろんどんなことがあっても勝ちたかったけど、これからじゃないかな」と強がったが、ソフトバンクとの差は3・5に広がった。
次の直接対決は、16日から京セラドームでの3連戦。「目の前の試合を積み重ねていった結果、そこにつながる」と指揮官。ショックを振り払って、再出発するしかない。