原監督「いつやるの」G投に奮起促す
「ヤクルト10-3巨人」(7日、神宮)
首位を走るチームとは思えない試合だ。巨人は投手陣が10失点で大敗。最下位ヤクルトとの3連戦で負け越した。
今季2度目の先発の久保が沈んだ。初回にバレンティンに先制の3ランを浴びるなど、三回途中6安打5失点で降板し「本当に申し訳ないです」。原監督は「もう少し期待を持って送っているつもりですけどね」と苦い顔だった。
火に油を注いだのは中継ぎ陣。相手の勢いを止めることができず失点を重ねた。原監督は「今やらないでいつやるの」と、投手陣に奮起を促した。
広島が敗れたため勝っていれば優勝へのマジック19が再点灯していたが、足踏みだ。指揮官は「あした英気を養って、(9日の阪神戦からの)9連戦しっかり戦います」と表情を引き締めた。