オリ、サンデー連敗10で止めた!
「オリックス8-4日本ハム」(7日、京セラ)
オリックスは主将の活躍で、日曜の連敗を10で止めた。五回、2点差に迫られた直後の攻撃。無死満塁で坂口が走者一掃の右中間三塁打を放った。2安打5打点の活躍で「久しぶりにああいう打球が右中間へ飛んでよかった」とホッとした表情を浮かべた。
首位争いの中、腰痛とも戦うシーズン。「体は元に戻らない。今の体に合った打ち方をものにできれば」と前を向く。
疲労のため試合前練習を別メニューにした4番・ぺーニャも、二回に左越え29号先制ソロを放つなど4打数4安打2打点。「どんな形でも勝利に貢献することが大事」と気を吐いた。
森脇監督は「チャンスを確実にものにしたことに、今日の素晴らしさがある」とたたえた。首位・ソフトバンクが敗れ、ゲーム差は3・5に縮んだ。逆転優勝へのクライマックス。指揮官は「追われる方より追う方が強くないといけない。しっかり頑張ります」と力強い言葉を残し、8日からの仙台・札幌遠征へ旅立った。