燕ドラ1杉浦プロ初黒星も上々デビュー
「DeNA2-0ヤクルト」(10日、横浜)
ヤクルトのドラフト1位・杉浦(国学院大)がプロ初登板初先発で6回4安打2失点、9奪三振の好投。援護がなく敗戦投手となったが、その能力を証明した。
いきなり梶谷に初回先頭打者本塁打を浴びた。六回にはグリエルに左前適時打を浴びたが、先発の役割は果たした。「負けた悔しさはありますが、自分の投球ができた」と満足顔。小川監督も「十分投げてくれた。次も期待できる」と評価した。
春季キャンプで1軍スタートしながら、2月中旬に右肘内側側副靱帯(じんたい)を断裂。7月下旬に実戦復帰し、2軍で25回で自責点2の好成績を残して1軍昇格。出身地の北海道帯広市から駆けつけた両親と4人のきょうだいに晴れ姿を披露した。