ヤクルト勝利呼んだ!代打飯原同点弾
「DeNA2‐3ヤクルト」(11日、横浜)
ヤクルトの代打・飯原の値千金の一振りが逆転勝利を呼んだ。1‐2とリードを許して迎えた八回。先頭で打席に立つと、林のフォークボールをライナーで左翼席へ運んだ。同点の3号ソロ。「出塁することを考えていたが、最高の形になった」と、満足そうに振り返った。
2戦連続完封負けで迎えたカード3戦目。強力打線はこの日もDeNA投手陣を打ちあぐね、この一発が3連戦初の打点だった。それが九回の中村の決勝犠飛を呼び、小川監督は「飯原がよく打ってくれた。あれが大きかった」と評価した。
定位置を確保できないながらも打率3割をキープする31歳は「まだ20試合あるので、全力で戦っていきたい」と、最後まであきらめない奮闘を誓った。