西武、メヒア引き留めへ…複数年契約も
西武が、今季途中に加入したエルネスト・メヒア内野手(28)に対し、複数年契約の提示を検討していることが12日、分かった。ここまで87試合で打率・301、リーグトップタイの30本塁打。球団を挙げて引き留めを図る方針だ。
関係者によると、メヒアは来季も米国ではなく日本でのプレーを希望しており、西武にも愛着を持っているという。とはいえ今季推定年俸3500万円の大砲に他球団が興味を示すのは必至だ。
ここ数年の西武は外国人との契約は単年を基本としており、複数年となると01年から07年まで在籍し、日本球界で通算357本塁打を放ったカブレラ以来。鈴木球団本部長はかねて「きちんとした評価をして、シーズンが終わってから話し合う」としており、複数年の大型条件を視野に入れているもようだ。