燕V完全消滅…バレ56号記念日に終戦
「ヤクルト3-5阪神」(15日、神宮)
ヤクルトは打線が初対戦の阪神ルーキー・岩崎に封じられ、競り負けた。チームは今季の勝ち越しと優勝が完全に消滅した。
小川監督は「岩崎に完璧にやられた。真っすぐに差し込まれて、なかなか打てないと感じた」とお手上げ。優勝消滅については「これだけ負ければ、このくらいの位置にいるのは当然。こういう結果になろうと思ってやってるわけではないが、原因はあると思う」と唇をかんだ。
1年前の9月15日、バレンティンが56号を放ち、シーズン本塁打の日本記録を更新した。それがこの日は一転、バレンティンが来季に備えて、痛めている左アキレスけんの治療を受けるため今月下旬に帰国することが決まった。“終戦”のチームは来季へ向けて動き出そうとしている。